日大アメフト部のニュースに思うこと。
接触プレイの多いスポーツほど、フェアプレイの精神って大事だと思うんです。
そうじゃないと競技として成立しない。
試合は喧嘩ではないですから。
「スポーツマンシップに則り」と言うじゃないですか。
もちろん勝負の世界なので勝ち負けも大事ですが、公正で相手を重んじるジェントルマンであることが一番大事で。
それを正しく教えるのが指導者であり監督だと思うのです。
兄さんは中学の時にハンドボールをやっていましたが、
ディフェンスに託けて「今のはダメでしょ」的なことをされることはありました。 (彼は司令塔的ポジションでしたのでやむを得ないものもありますが)
けど、本当に強い学校の選手ほどそんなことはしないのですよね。
自分たちのスタイルでじっくり勝ちにくるというか。
強さは最終的に人と人との信頼関係の強さだと思います。
勝利チームの監督の言う「選手を信じて見守りました。」結局そういうことだと。
勝てないと思うから危険なプレイで相手チームにプレッシャーを与えるよう命じる。
それは選手を信じてない証拠であり選手に対するパワハラではないか、と。
どうしても勝ちという結果にこだわる気持ちも分からなくもない。
だってスポーツですから。
勝たないと次のステージには進めませんからね。
だからと言って、やっていいことといけないことの分別は忘れてはいけないと思います。
個人的には、親の立場として何ができるのか考えています。
今回危険なプレイをした(させられた)選手もとても有能なプレイヤーだったんだとか。
きっとあちらこちらから「うちの大学へ!」とお声がけがあっだだろうと思うのです。
どんなチームでどんなプレイをしたいのか。
本当にこのチームで自分のやりたいことはできるのか。
目先のことだけじゃなくて。
口先だけじゃなくて。
こんなプレイがしたくて日大に進んだわけではないと思うのです。
フェアな関係が築けていないチームでフェアプレイは成立しないでしょうから。
レスリングの問題の時にも思いましたが、指導者の人格に自身の選手としての人生が潰されないよう。
まだ子どもが未成年のうちは、親も見極めて時には歯止めにならないといけないのかもしれない。
大事なわが子を託せるか否か。
そのためにはいろいろな方向から調べて考えて、親子で話し合うことが大事なのかもしれませんね。
結果より過程が大事で、勝ちにこだわりすぎて大事なものを見失わないように。
親子の話し合いも信頼関係があってこそ。
良好な関係が築けているか。
私は、まだまだかな…。
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