昨日の夕方のニュースで呉〜広島の渋滞について取り上げていました。
やはり渋滞緩和には車の量を減らすことが有益なそうで、バス1台に50人乗車することによって、渋滞が500メートル短くなるそうです。
1㎞進むのに何十分もかかることもある朝夕の通勤、通学の時間帯。
単純計算ではありますがバス2台分の利用があればあと30分早く到着するかもしれません。
広島〜呉・広のバスにしても5:30の始発に乗るために早くから並ぶようですし。
となると毎日4時起き?
それが毎日のことになる、しかもこの暑さのなかです、身体がもたない…深刻な問題です。
バスに乗らない人には理由もあるわけで。
たとえば、昨日の大学生のように広島〜呉の途中駅を利用する場合、1時間に1本の運行じゃ敬遠しますよね。
広島へ向かう人でも最寄り駅やバス停から広駅や呉駅までの交通手段がないという方もいます。
また普段自動車通勤の人にとってはバス代が+αの負担になるわけで…これ、毎日のことになるとかなりの出費だと思います。
でも「バスに乗らない」選択ができるのは、運転ができる人だけなんですよね…。
実際、昨日紹介した大学生も免許はまだ持っていないらしく、呉から坂まで自転車での通学を試みたそうです。
バスより早く着くことができたけど、講義を受ける体力が残らなかったそうで自転車通学は1日で断念したんだとか。
うちの兄さん(高3)ももちろん運転はできませんから普段30分弱のバスに現在1時間乗って通学していて
「広熊道路、チャリもOKにしてほしい」と毎日言っています。
現在原付は通行可能なので、「原付免許取る?」と同じバスを利用する友達と話したりもしたようです。
とはいえ、見つかったらヤバイよね…まず、制服で原付乗った時点でバレる。駅でいちいち着替える?それも面倒だし。
そうそう入学するときに誓約書も書いてますから。
「3NO運動」乗らない、取らない、あとなんだったっけ?ハンコ押した記憶はあります。
兄さんには「帰りは何時に帰るか分かれば迎えに行くよ」と言ってありまして、実際迎えに来てと言おうと思ったことはあるようですが…
「目の前の渋滞を見たら、ま、呼んでもここまで来れんよね。」と思うそうです。
うんうん、たしかにそうよね。
ついでにうちの子たち、受験生なのですが。
オープンキャンパスやオープンスクールがありまして。
こちら方面は中止や延期の学校も多いのですが、広島市内や県外の学校ですと予定通り開催される学校もありまして…。
呉市民としては「どうやって行く?」みたいな悩みはつきものです。(個人的な実感では広島方面の高校に進学する子は増えてる気がする…。)
友達も先日5時出発で連れて行ったらしい…大変だぁ〜
交通手段がないのだからもちろん迎えも必要で、結局1日仕事だったそう。
大学のオープンキャンパスは参加申し込みが必要ない場合も多いので状況みながら参加も可能ですが、高校の場合は事前申し込みが必要です。(この時期のオープンスクールに関してはどの高校も6月中旬ごろに申し込みしています。)
申し込みしているだけによほどのことがないと取り止めづらく、そりゃ申し込み後に予想をはるかに超えることが起きたのだけど、でもなんとか行けないこともないわが地区、ただ公共交通機関が使えないだけでがんばれは行けるからがんばろうか…となるわけです。
改めてJRの存在の大きさを感じています。
それにとって代わるものはそう簡単には現れないと思うのです。
連日の猛暑のなかでの作業のお陰で運転再開見込みみ多くの地域で前倒しされていて本当にありがたい。
それでも毎日のことですから。
何かいい案ないかしら?
みんながハッピーな方に向かっていけるような。
単に車が減ればいい、のか?
不要な外出を控えるようにすればいい、のか?
「出かけたくないよね!だってまた渋滞しとるしいつ着くかわからんし」これは気持ちの渋滞では?
毎日のことですから。
こんな時こそ前向きに。
いつもクリックありがとうございます。